日本では
「大人なんだから、自分がやりたいことばかりやっていたらダメだ。」
とか、
「若い時は我慢して、仕事だけに没頭するべきだ。」
とかいったことを言う人が多いですね。
僕なんかは、高卒ですぐに留学したり、26歳で独立したりと、割とやりたいことにチャレンジしてきたと思うのですが、やっぱり「やりたいことをすぐにやる」のって本当に大切だな、と最近つくずく感じますので、共有したいと思います。
もちろん、やりたいこと「だけ」やっていても”成功”はできませんし、若い時に仕事を一生懸命するのはとても大切なことだと思いますが、
「仕事では嫌なことを我慢するべきだ。」とか、
「やりたいことをやるのはワガママだ!」みたいな風潮は社会的に害があると思います。
ずばり、やりたいことを早いうちにやるのが大切な理由は、それを生かして、次のステージに進めることです。
例えば、高校生の時に「留学したい!」と思っても、不安が全部解消されるまで待っていると
「高校で留学して3年で卒業できないかもしれないから大学に行ってからにしよう。」
とか、大学生になっても
「就活の時期が遅れて不利になるといけないから今は止めておこう」
とか考えているうちに、
「定年退職したらもっと時間ができるなぁ」
みたいなノリになってしまいます。
でも「やりたい!」と思ってすぐに目標、計画を立てて留学すれば、英語も話せるようになり、現地の友達もできるので、現地の価値観や生活方法が分かるようになります。
始めは言葉も習慣も違うので不安ですが、いったん環境に飛び込んでしまえばその中で、いろんなチャンスに巡り合い、次のステージへのチャンスを掴む可能性が生まれます。
全部のチャンスで成功するわけじゃありませんが、「自分で選んだこと」だからこそ継続的に努力できるし、だからこそ身につくんですよね。
そんなこんなで、否が応でも言語も文化も身についてしまえば、今度はそれを活かして次にやりたいことにチャレンジできるんですよ。
他にも例えばあなたが
「起業したい!」
って思ったら、2年以内に独立する計画を立てて独立しましょう。
もちろん準備は必要ですが、「3年後」とか、「5年後」とか言ってると、どうしても遠い未来の話に感じてしまい、具体的なイメージをもって行動できません。
ですので2年以内に努力して80%やれる自信をつけましょう。
どんな仕事でもそうですが、初めての仕事を最初から100%できるなんてことはあり得ませんね。
ですので、死なない道筋だけつけて、後は環境に飛び込んでしまいましょう!
独立・起業で最初から成功するのは難しいですが、(僕の場合もなんとか失敗しない程度にできたので、次に繋がる経験ができたと思ってます。)環境に飛び込むことでこそ、その環境において必要なことが身につきます。
プロブロガーのイケダハヤトさんも「必要なのは「勇気」なんですよ。「スキル」ではなく。」と自身のブログの中で述べていますが、
まずは勇気をもってその環境に身をおくことで、その経験を生かして次の経験に結びつけることが出来るようになりますので、自分のスキル、経験が複利式に蓄えられていきます。
僕のまわりでも生き生きと仕事をしている人たちって、幼稚園の先生とか、農家のPRをする会社の社長とか、ピザの店長とか、数学者とか色々ですが、やりたいことをやっているからこそ、努力・経験ができるので、確実にステージを上っているように見えます。
ということで、やりたいことは定年退職するまで待たないで、どんどん始めてしまいましょう!