日本ではよく、
「大学は遊ぶところ。」
と言われ、
せっかく、受験勉強に苦しみ、入試を勝ち抜いて
有名大学に入ったとしても、多くの学生がまったくを勉強せずに
バイトとサークルに明け暮れて、
本来であれば、思う存分学ぶことが出来たはずの4年間で
学業を学ぶどころか、高校で学んだことすらほとんど
忘れて就職していきます。
まあ、実際はバイトからも学ぶことは非常に多いので、
その経験は無駄にはなりませんし、
大学時代に学業以外の多くを学べるのも確かです。
しかし、ピーター・ドラッカーも
「頭脳集約」的な仕事、すなわち「知識労働」がますます重要性を増してきました。
『ドラッカー最後の言葉』:講談社
と指摘するように「知識労働者」として
世界で活躍していくためには、大学時代にしっかりと
学ぶことが不可欠です。
僕自身は、高校を卒業してすぐに18歳のときに
アメリカの大学に入学、お金がなくなり2年次修了で帰国、
その後日本の大学に編入して卒業、
と、日本とアメリカの大学に両方通った経験があるですが、
やはり勉強する環境は全然アメリカの大学の方が良かったです。
30歳を過ぎた今でも、大学1、2年で勉強したことが
役にたってます。
でも、最初に留学したい!と思った時に何から始めればよいか
分からなかったので、今日は初めにやるべきことを紹介しますね。
①TOEFLの勉強(英語の勉強)
基本的にアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの
大学に留学するときはTOEFLで一定のスコアが必要です。
基準点は行きたい国、学校によって変わります。
イギリスではTOEFLではなくIELTSのスコアが必要になるなど、
国によって必要なテストが変わるケースもありますので、
行きたい国がすでに決まっている場合はそれに絞った勉強が
良いかと思います。
逆に、いくつか候補国を考えている場合には、TOEFLは受けることに
なる可能性が高いので、まずはTOEFLを中心に勉強を始めるのが
よいのではないかと思います。
TOEFLの勉強のポイントは、初めはすごく難しく感じたり、
目標の点数がとれなくても、諦めずに勉強を続けることです。
僕の友人でも留学準備を始めた当初はTOEFL、CBTで140点前後、
iBT換算で50点弱しかとれずに苦しんでいた人がいましたが、
半年以上勉強を続け、4回くらいTOEFLを受けて目標の173点、
iBT換算で61点に到達していました。
TOEFLは初めはすごく難しく感じると思いますが、
地道に単語を覚え、各セクションの練習をしていけば
確実に点数は上がっていきますので、
留学を考え始めた頃から、余裕を持って
勉強を始めていきましょう。
②情報収集
留学をしたい!と考えても初めは何から始めれば
よいか全くわからないと思います。
僕自身は同じ時期に留学を目指している友達が
何人かいたのでお互いに情報交換をしながら進めていましたが、
それでも、何をしていけばいいのか分からず不安でした。
不安を少しでも解消していくためには、
一歩一歩、情報収集をしていくことしかありません。
当時はアルク社の「大学留学辞典」という本があり、
(この本は2012年を最後にもう発行されていないようです。)
僕はそれを一冊読んで、
出願の仕方だったり、
TOEFLの受け方だったり、
SATやACTの受け方だったり、
留学のスケジュールだったり、
ビザだったり、I-20だったり、
費用のことだったり、
etc.etc
一応一通り載っていました。
もちろん、本1冊では分からないことが多すぎるので、
他にも留学エージェントに色々と話を聞きに行きましたね。
結果的に僕自身は留学エージェントを使わずに
自分で出願して大学に入学することになりましたが、
エージェントには上のような多くの疑問や不安に色々と
答えてもらったので情報収集の一環として話は聞いておくのもいいかもしれません。
まずは資料を集めて、自分なりに目的、目標を整理し、
その上で、留学相談などでより詳しく質問してみるといいでしょう。
また、僕自身のメルマガ、メールセミナーでも留学生活や英会話のアドバイスも
発信していますし、期間限定の留学相談の告知をすることもあるので、
不安な方はメルマガ、メールセミナーに登録をしておいてください。
僕自身もアメリカの大学留学、大学院留学の両方を経験していますし、5年以上アメリカで暮らしていますので、大体の不安や疑問には答えることができると思います。