日本、アメリカそれぞれに良いところ、悪いところがあります。
アメリカに戻ってきて4か月、
日本の良さは良いものが安く手に入る、
と実感しています。
戻ってきて4か月というのは、
私は18歳~20歳の約2年間、アメリカの大学の
1、2年次に留学していました。
もちろんアメリカでも安いものは安いのですが、
その分、クオリティが非常に低いです。
ウォルマートなんかに行けば、インスタントラーメンなどは
20セント(20円)くらいで売っていますが、
まずくて食べられるものではありません。
私は大学院に通学用の自転車を80ドル(約8000円)で
買ったのですが、サドルが硬くてお尻が痛くなり、
すぐに返却しました。
そして、400ドル(約40000円)の自転車に買い換えました。
しかし、400ドルの自転車でさえ、日本で売っている
10000円くらいの質のものにかないません。
かごも、ライトもついていないので、欲しければ
自分で買わなければならない有様です。
ひとつ、ひとつ挙げて行けばきりがないくらい、
日本では安い値段で良いもの、壊れないものが
手にはいります。
逆に言えば、それだけ日本のお客さんは
良いものが安く手に入ることに慣れきってしまって
いて、悪く言えば甘やかされている状態と言えます。
また、仕事をしている人、商品やサービスの提供者は
非常に無理をしている状態でもあります。
日本は遊んだり、消費者として生活をするのであれば
非常に良い国ですが、その分、働くには悪い国である、
というのが偽らざる実感です。