最近久しぶりに日本の新書、百田尚樹の『大方言』って本を読んだのですが、
本の中では自分探しをする若者をバカにしてましたね。
自分探しに海外へいく若者を例にあげ、
「普通に考えたら、頭がおかしいのではないかと思うが、
本人はいたって大まじめなのだ。」
と、こき下ろし、
「環境を変えれば自分が見つかるのか?」
という問いに対し、
「ひどく他力本願な考え方でもある。」
と否定しています。
まあ、高度経済成長期からバブルまでの、
日本が希望をもって成長していた時代を過ごしたおっさん達には
希望の見えない日本の中で、どのように若い人たちが
自分らしく、生き生きと生きていこうとしているのか
理解ができないんでしょうね。
百田氏だけでなく、自分の生き方を必死で考えて、
行動しようとしている人を批判する人が多いのは
本当に残念なことだと想います。
日本では一般的なレール(と信じられている)、
出来るだけ偏差値の高い大学に進学して、
出来るだけ安定した企業に勤める、という選択肢以外のことを
しようとすると、
頼んでもいないのに周りから批判や説教、陰口が飛んできます。
僕もそうでしたし、僕の友達で起業、独立、留学などを
してきた人たちもみな、謎の反対を受けた経験があります。
しかし、僕の経験上、環境が変われば自分も変わります。
そして、何かを成し遂げたり、自分のやるべきことを探すときは、
自分の意志で頑張るよりも、
周りが応援してくれる環境に飛び込んだ方が、
はるかに楽に成果がでます。
あなたも今の日本にうんざりしているなら、
一度アメリカに来てみることをオススメします。
ドリームキラーのおっさんはほとんどいないですし、
やりたいことを素直に話すとみんな応援してくれますよ!