英語をしゃべれるようになるには、まずは間違いを恐れずにどんどん(特にネイティブの人と)喋るのが効果的なのですが、間違った発音をすると違った意味になり、大変恥ずかしい思いをする人がいますので、気を付けるべきポイントを二つほどご紹介しますね。

皮肉なことに、一生懸命発音を良くしようと頑張る人ほど、変に巻き舌になったりして、間違いを犯すことが多いです。

では一つ目。

LとRの発音の違い。

Lの発音は普通の日本語の「らりるれろ」の音に近く、Rは日本語にはない、舌を巻く発音になるのですが、発音を意識しすぎてか、LもRも全部、巻き舌の発音にしてしまう日本人が結構多いです。

例えば

”I love you.” (アイラブユー)

と言いたいときに間違って”LOVE”のLを巻き舌にしてしまい、

”I rub you.” (アイラブユー)。

カタカナで書くと全く同じですが、こちらは

「私はあなたを擦ります」

という意味になってしまいます^^;

”Love”(ラブ・愛)と”Rub”(ラブ・擦る)、
”Lover”(ラバー・愛する人)と”Rubber”(ラバー・ゴム)、
“Light”(ライト・光)と”Right”(ライト・正しい)、
”Rock”(ロック・ロックミュージック)と”Lock”(ロック、鍵をかける)、
”Rough”(ラフ・辛い)と”Laugh”(ラフ・笑う)、
”Crap”(クラップ・クソ、糞)と”Clap”(クラップ・手をたたく)

etc. etc….

LとRが違うだけで全く別の意味になってしまう言葉がとても多いので、普通に発音すればいいものを無理に巻き舌にしないように気を付けましょう!

「シー」と「スィー」の違い。

She(シー)とSee(スィー)の違いも悲劇を生むポイントです。

10年ほど前、ニューヨークの語学学校で3週間ほど英語を勉強をしていた際、同じクラスだった日本人の女子学生が先生に向って

「プリーズ(Please) シット(Shit) ダウン(Down)!!!

と発言し、先生をびっくりさせていました。

彼女は「プリーズ(Please) スィット(Sit)ダウン(down)」

つまり、「ここに座ってください」と言ったつもりなのですが、

Sit(スィット):座る
Shit(シット):糞をする

を間違えてしまい先生も焦ってました。

ということで、英会話を学ぶときはいくつか発音のポイントがあります。

それさえ身につけてしまえば、あとは変に”ガイジン”風に発音をするよりも、日本語なまりでもいいのではっきりと話せば、ネイティブの人とも恐れずに会話ができるようになりますよ!


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