よく学校英語は読み書きばかりで会話の役に立たない、
といったことをいう人がいますね。
残念ながらこれは間違いです。
実際には、英語を話せるようになりたい人は、まず中学校の英語文法を勉強し、
その後に高校の英語文法を勉強することをお勧めします。
私もたまに、英会話を教えて欲しいと友人などに頼まれ、
有料で教えることがあります。
その際、英語の基礎ができていない場合には、まず本屋に言って一番
薄っぺらい、中学校一年生用の問題集を買ってやってもらうことにしています。
正しい文法で話さないとネイティブの人に相手にされないことがあるからです。
普通に買い物をしたり、観光をしたりする程度であれば、
“ハウマッチ?”とか、単語を並べるだけとか、テキトーに通じさせることができますが、
しっかりとした会話をしようとすると、意味を間違って捉えられないためにも
文法力が必要になります。
もちろん、ある程度までは分かってくれる、理解してくれる親切な
アメリカ人も多いですが、しっかりと意味やニュアンスが表現できないことは
ストレスになります。
もちろん、発音も大切ですが、文法も同じくらい大切であることを
理解しておきましょう。